安易な出口はたいてい元の場所への入口に通じる



















昨日の「まなびBASIC」では、6月定期テストの反省会を行いました。そこで中学生たちにお話したことはこんな内容でした。



今回のテストで、できなくて悔しい思いをした人がいるだろう。

結果におののき、凹んでいる人もいるだろう。

自分のダメさに、自己嫌悪に陥っている人もいるだろう。


もっと早くから勉強を始めればよかった。
もっとたくさん勉強しておけばよかった。
もっと極めた勉強をするべきだった。

自分が抱いたこの負の感情を大事にしてほしい。
すると、
次への扉が開き、次元上昇が起きる。
例えるならば、エレベーターの扉が開き、一つ上の階へ上がれると。

この負の感情を赤くヒリヒリさせると、もっと効果的だ。
その方法は、
テストの結果を親に見せること。

そこで、
嫌味を言われるかもしれない。

怒られるかもしれない。

攻められるかもしれない。

しかし
その言葉が実は大事なのだ。
次の扉を開ける鍵になるから。

思い切って親にテストの結果を見せよう。

心を開いて、親の言葉を受け取ろう。

その言葉が次のテストで成功をするヒントになる。



一方、悪かったテストの結果を気にしない人がいる。

テストをなかったことにする人がいる。

親に隠す人もいる。

こういうテストの終わり方がもっとも危険だ。

なぜなら、次のテストでも同じことを繰り返すから。

悪かったテスト結果に蓋をして、次へ行ってしまうことは
みんなにとっては簡単なこと。


安易な出口はたいてい元の場所への入り口に通じる。


次のテストでもきっと結果は変わらないだろう。

それを、みんなは望んでいないはず。

だから、今回のテスト結果を親に見せて、苦言呵責(くげんかしゃく)をいただこう。
そうして一つ上の階へと進んでいこう。

(6/28:まなびBASIC「テスト反省会」でのまとめの言葉)




最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
私は思うのですが
中学生の一学期の定期テストは、人を成長させる要素に満ちています。
特に失敗した場合。そこに生じる負の感情と向き合わせた時に、精神力が大きく鍛えられます。
これは一生の宝物になっていきます。

親としては、このあと、成績を伸ばし、志望校に合格し、自分の夢を叶えてもらうためにも、お子さんに挫折を体験させましょう。そこに向き合わせましょう。
失敗させて自立を援助する子育てへとつなげられれば最高ですね。

社会も、大学入試改革も、高校入試改革も、そこを求めているように思えてなりません。






2017/06/29 Category | blog 



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