2019度静岡県公立高校入試 国語問題を解いた感想


AIやネットのビジネスの世界の常識は、刻々と変化している。それは、昨日やっていたことに工夫を凝らして改善してみようと言うレベルのものではなく、「昨日やっていたことが全く通用しない」「昨日よしとされていたことが、今日の間違いとされてしまう」というくらい刺激的で破壊的なものだ。



一方、静岡県公立高校入試の国語問題は、ほとんど変化していない。それは去年の出題されていたことを勉強すればできるレベルのもの。「過去問が通用する」「過去問を繰り返し解けばできるようになる」というくらい変化がなく退屈なものだ。



つまり、静岡県公立高校入試の国語問題は、時代の流れと一致していないと言えるだろう。3/5に行われた2019年度静岡県公立入試問題を解いて、がっかりしたのが正直な気持ちです。中学生の読解力の弱さが露呈されている昨今です。中学生の勉強の指標となる入試問題がこれでは勉強する意味が ”?” です。学力差の広がりを理由にするのであれば、いっそ大阪のように入試問題を三種類(二種類)用意する案もありではないだろうか。中学生から将来のリーダーを育成する気概を、入試システムから感じたい。




2019/03/08 Category | blog 



« »