浜松西高中等部の適性検査問題(平成27年度)を分析

 浜松西高中等部の合格発表が気になるところですよね。
さて、今年の浜松西高中等部の適性検査問題を解いてみました。三年間続いた「やさしい問題」の傾向を踏襲しつつ、受験生に一歩踏み込ませる出題傾向に変わったように思います。それは何か?「書かせる問題」です。
 「求め方を書きなさい」「なぜか」「なぜよいのか」「理由を書きなさい」「目的を説明しなさい」「なぜまちがっているのか説明しなさい」「具体的な活動を答えなさい」など、なんと、筆記試験25問中19問が書かせる問題でした。昨年より増量です。さらにここに作文問題を加えると「書かせる率」はグンと高まります。
 一問一問は比較的やさしい問題ですが、問題数が多いのが最近の浜松西高中等部の出題傾向。そこへきて、問題数はそのままにしてこれだけ「書かせる」問題へシフトしてきたのですから、「スピーディーに問題を読める」「スピーディーに書ける」この二つの能力が備わっていないと最後までたどり着くことは容易ではありません。
問題を見ると、理数系が多いような印象を受けますが、問題はやさしいですから、ここで大きく差をつけられることはないでしょう。注目するところは「スピーディーな読み書き」です。これが合否の分かれ目となると思われます。あきらかに国語力でふるいにかけられています。
 作問者側の立場からすると、倍率3倍、500名近くの受験生の合否を決める入試では「問題量」を多くして解きにくくする作業が考えられます。この点から考察してみても「スピーディーな読み書き」が必要なことがわかります。
 まだ合否が発表されていないので具体的にコメントできませんが、昨年よりサバイバル的になった「面接試験」がどれだけ合格を左右する要素として加わるかも注目です。面接は言葉で説明することですから、これも国語力です。中学受験をお考えのお子様には、まなび研究所の冬期講習に受験面接講座がありますから、あらゆる試験問題に対応できる力をつけて、試験にのぞんでいただきたいと思います。

 前回のブログで書いた静大附属浜松中同様に、高い国語力をもって受験に挑めば、合格の扉は開きやすくなってきました。私は国語力が求められる問題傾向を嬉しく思います。国語力はすべての学力の土台になるし、一生使う能力になりますからね。


2014/01/17 Category | blog 



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