勝負哲学:感性を磨こう

 無駄がないお話に「忍耐強さ」と「知性」、満面の笑みで語る姿に「清純」を感じた方も多かったと思います。

 4/25(金)、株式会社ピア 代表 佐藤真琴さんをお招きし「勝負哲学」を開催しました。会場は佐藤さんの優しく暖かみのあるオーラに包まれ、華やかな雰囲気となりました。

 看護師のお仕事をされているときに理不尽な現実を目の当たりにしたことがきっかけで、「それなら私がなんとかする」と奮起した佐藤さん。単身で中国に行って交渉する情熱。
「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しても、決して栄冠にすがることはせず、私がやりたいことは病で苦しむ人たちを助けることと、生活弱者に耳を傾けることとの姿勢に感動せずにいられませんでした。

 佐藤さんのお話を振り返ってみると、「努力が実を結ぶ」ことを伝えられたお話だったようにおもいます。しかし、その努力を始める動機も、続けるための根気にも「感性を磨くこと」を提言されていたようにも感じました。さらに、後日、佐藤さんから戴いた御礼のメールにはその続きになることが書かれていましたのでご紹介します。


「世界の天才たちがあっというようなことができたのは、地道な努力と斜めに物をつなげる力だと私は考えています。きっと生徒さんたちのこれからの人生の中で、斜めに打ち出される出会いがあり、複合要素で熟成して、この努力が社会のために開花する日が楽しみです」


「斜めに物をつなげる力」は、私は教科書からは生まれないと思っています。豊かな感性に情熱が掛け合わされたときにその力は宿ります。これぞ勝負哲学。10年後の時代を生き抜く力を中学生に教えてくださりました。

 ご参加された方々はいかがだったでしょうか?大人の皆様からの感想もお聞かせていただけると幸いです。




2014/05/12 Category | blog 



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