高校入試直前、コミュニケーションが自信になる

 今、高校入試直前です。そして卒業していく生徒がいて、入塾する生徒がいます。この2月の終わり頃は、この時期特有の緊迫感と寂しさと期待感があります。どの立場の生徒もそれぞれに勉強に対しての思いがありますから、私はなるべく一人ひとりに向かい合って声をかけることに努めています。特に中3生には、生徒たちが書いた勉強会のスケージュール表を確認するときに、一字一句目を通して、そのときの心持ちを察して声をかけています。「得意科目に磨きがかかってきたね」「弱点が克服できてきたね」「不安だよね」「リラックスできてるね」「頑張ってるね」「先生もそれでいいと思うよ」この時期は、周りの生徒がみんな頭が良く見え、自分はダメだと不安に陥りやすくなります。とくに夜、一人になるとその傾向は強まり、どんどんネガティブになっていきます。そんなときに自分のしている勉強やこれまでの努力を認めてくれる人がいてくれることがどれだけ支えになるか。塾の先生が生徒の成功を願うのであれば、こうした勉強の下支えを受験直前に評価してあげることで自信を持ち、グッと成功を引き寄せます。受験直前こそコミュニケーションを交わすこと。

 今年の中3生も大きく成長しました。きっと成功するだろうと確信しています。今日が最後の授業。今からこれまでの努力と継続をおもいきり褒めたいと思います。


2015/02/28 Category | blog 



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