新中学1年生 準備講座【2026】

中学で「伸びる子」になるか、「つまずく子」になるか。

新中学1年生準備講座で— “本物の学力”と”学習習慣”を手に入れる —


6年生の2学期も終わりが見え、お子様のランドセル姿もあとわずか。 小学校卒業という大きな節目を前に、期待とそして漠然とした不安を感じていらっしゃる頃ではないでしょうか。

「新しい環境で、うまくやっていけるかしら?」
「部活動と勉強は、本当に両立できるの?」

そして何より、 
「中学校の勉強は、小学校の延長とは全く違うと聞くけれど、うちの子はついていける?」

その不安は、近年の教育環境の変化を考えると、とても自然なことです。

中学校が小学校と根本的に違うのは、お子様が「2種類のストレス」に”同時”に対応しなくてはならない点です 。  
 
①環境のストレス 
教科担任制、新しい友人関係、そして部活動での初めての「上下関係」。   

②学習のストレス 
授業スピードの加速、内容の高度化、そして「定期テスト」という新しい評価軸の導入 。   

中学生は普段から平均1時間半 、定期テスト前には平均3時間半  もの自主学習時間を確保しています。   4月から、新しい環境の中で、いきなりこの「学習体力」を身につけるのは至難の業です。

だからこそ、「1月・2月」の準備が大切なのです。

◾️講座の特徴:学力の「土台」を築く、本質的な先取り学習

1.【数学】数学を学ぶとは、頭の使い方を学ぶこと

①「算数」と「数学」は全く別の学問になる

算数(小学校)数学(中学校)
具体的・体感的抽象的・記号的
計算できればOKなぜそうなるか/証明・説明が必要
文章題は生活場面中心数式・方程式・グラフで表現

➡ つまり、”抽象的な考え方”への転換が必要。

特に最初で登場する 正負の数・文字式 は、理解が浅いとその後の数学全体に影響します。


②数学の最初の単元は、その後のすべてにつながる「基礎言語」

▢ 正負の数(数の概念)
▢ 文字式(数学の言語)
▢ 方程式(論理的思考)
これらは、数学だけでなく理科・物理の基礎概念にもつながります。

東京大学教育研究所のレポート(2022)では、数学の「最初の2単元」が苦手だった生徒は、
中1後半の数学における平均正答率が 約44%に低下というデータも出ています。

➡ 最初の2単元を“丁寧に・深く”学ぶのに、小6のこの時期が最適です。

2.【英語】英語は“自分の世界を広げる言語”――その核心にある文法を学ぶ

①中学英語の“土台”はすべて文法

小学校ではほとんど触れていないため、
進学後に一番差が開くのが「文法」です。

文法がわかる=英語が使える
文法がわからない=英語が苦手になる

文法は、読む・書く・話す・聞くのすべての基礎。
英単語を知っていても、文法がわからなければ英語は使えません。
中学の英語力は「最初の文法で9割決まる」と言われるほど重要です。


②英語文法は「積み上げ式」で、一度遅れると巻き返しが非常に困難

英語文法は、後の単元が前の単元の理解を前提として成り立つ構造(積み上げ型)です。

学ぶ順序文法の意味
① be動詞“〜です/います/あります”
② 一般動詞“食べる・行く・見る”等の動作を表す
③ 疑問文・否定文考えや質問を言葉にする
④ 三人称・現在進行形文脈に応じた表現へ発展

ここで①②③の基礎が弱いと…
❌ 授業の内容が理解できない
❌ 単元テストで勉強が成立しない
❌ 書く・話す技能まで影響する

➡ 「英語が苦手」という意識は、文法の理解不足に始まる、という指摘が多数あります。
“先に触れておけば安心して進学できる”科目が英語文法です。

3.【国語・社会・理科】すべての教科の土台となる「論理的思考力」と「表現力」の養成

🔷 国語

中学では「読む・要約する・説明する力」がすべての教科の土台になります。
物語ではなく説明文や論説文で、要点を見つけ、自分の言葉でまとめる練習をしていきます。


🔷 社会

社会は、暗記の教科ではなく「因果関係で考える教科」へと変わります。
歴史や地理、時事を“なぜそうなったのか”“今とどうつながるのか”で捉える習慣を育てます。


🔷 理科

理科は“現象を覚える”学びから、“理由を説明する”学びへ。
光・音・水溶液・燃焼など身近な科学現象を、言葉で説明できる力につなげていきます。

◾️中学校生活の「質」は、この春の過ごし方で決まります。

この講座の最大の目的は、進学後の不安を解消し、学習環境を整えることです。ぜひ、一緒に学びながら、充実した中学生活に向け、最高のスタートを切りましょう。

新中学1年生 準備講座

講師塾長 古橋和久
対象小6(令和8年4月から新中1)
講座期間1/13(火)〜2/24(火)
毎週火曜日
講座時間17:20〜19:20(120分・休憩あり)
講座料金35,200円/月
教材費2,000円程度 ※進度に応じて教材を追加することがあります。

※3月からは中学生の講座をご用意しております。

お申込み直後にメールが届かない場合は、迷惑メールをご確認ください。

※塾生の皆さまには、【塾生ページ】でご案内させていただきます。