国語読解クラス

3月スタート:国語読解クラス【新小5・新小6】

算数の文章題も、理科の実験考察も、すべての土台は国語にある
科学的根拠に基づく週600分の読解習慣で、合格へのOS(基盤)を書き換える

公立中高一貫校や国立附属中の入試問題を見て、多くのお父さん・お母さんが驚かれます。「算数のテストなのに、なぜこんなに文章が長いのか?」「理科なのに、なぜ記述ばかりなのか?」と。

従来の知識暗記型の学習法は、現在の入試環境では通用しなくなっています。

まなび研究所が25年間の指導経験からたどり着いた確信は一つです。 「国語読解を制する者は、全教科を制する」

実際に、これまで合格を勝ち取ってきた生徒たちは、例外なく週600分の読書習慣が身についていました。私たちは、本を読むことを第一とし、国語読解に全リソースを集中させるという、25年間の受験指導実績と科学的根拠に基づいたカリキュラムで、受験生の読解力に富んだ学力を育てます。


なぜ今、愛知と静岡は、国語読解が絶対に必要なのか?

合格への唯一のボトルネック 近年の愛知と静岡の中学入試は、圧倒的な情報量を処理するスピードとスタミナが求められます。顕著なのは、令和7年度の愛知県立中高一貫校の適性検査問題の文字数が20,000字!原稿用紙50枚分に相当したことです。文章を読むことに負担を感じている状態では、問題を解く以前に、スタートラインに立つことさえできません。

全教科の土台は高度な読解力 算数の長文条件整理、理科の実験結果からの推論、社会の資料からの要点抽出。さらには教科を横断した出題(国語と音楽の融合!)。これらすべてに必要なのは国語力です。国語力があれば、設問から情報収集、分析、状況を読み取れます。これができて問われていることに答えられます。国語読解中心の学習こそが、遠回りに見えて、実は最短の全教科対策となります。


まなび研究所が推奨すること

そのエビデンス

合格に必要なのは、精神論ではなく科学的な戦略です。 まなび研究所は以下の3つのエビデンスに基づき、週600分の読書習慣を推奨・実践します。

エビデンス1:量的根拠 週600分の読書が学力格差の分岐点である

読書習慣の有無は、残酷なまでの学力格差を生み出します。教育心理学ではこれを、富める者はますます富み、持たざる者は持っているものまでも失うという「マタイ効果」と呼びます。

マタイ効果とは、読書を通じて豊かな語彙を身につけた受験生は、その語彙を武器に読書を楽しみ、さらに力を高めていくという好循環に入ります。一方で、読書体験が乏しいと、読むこと自体を苦痛に感じて本から遠ざかり、語彙力の向上が停滞するという悪循環に陥ってしまうのです。

この格差が生まれる具体的な分岐点について、ルネサンス・ラーニング社による大規模調査(2018年発表/対象:米国の学生約990万人)は、1日15分の読書時間が運命の分かれ道であることを示しました。

データを見ると、1日の読書時間が15分未満の生徒は、学力の伸びが全国平均を下回る傾向があることが分かります。
これは、学校の授業だけでは補いきれない語彙や背景知識の不足が、少しずつ積み重なっていくためです。学年が上がるにつれて文章量や思考の深さが求められるようになり、その差が「学力差」として表れてきます。

一方で、1日15分を超えて読書に取り組む生徒は、学力の伸びが安定し、30分を超えるあたりから、上位層に入っていくケースが増えていきます。
読書は即効性のある学習ではありませんが、確実に「考える力の土台」をつくっていく営みです。

まなび研究所が大切にしている「週600分の読書」は、1日あたりにすると約85分。
これは、ただ平均点を目指すための目標ではありません。愛知県立中高一貫校をはじめ、浜松西高中等部や静岡大学附属浜松中のように、高い思考力と読解力が求められる選抜試験に向けて、「上位層で戦える力」を日常の中で育てていくための、一つの指針です。実際にまなび研究所の塾生に読書調査(期間:2002年〜2024年 / 対象:小6中学受験生)を行うと、「週600分の読書」が合否のラインとしてハッキリと見えています。

表1:読書時間と年間語彙暴露量および学力到達度の相関

1日の読書時間 学力成長の傾向 年間接触語数(推定) 12年間の累積語数差(5分未満比)
5分未満 最低レベル(補習が必要) 約20万語 基準値
5〜14分 平均以下(現状維持が難しい) 約60万語 小幅な遅れ
15〜29分 成長加速ゾーン(平均以上) 約150万語 +570万語
30分以上(目安:30〜60分) エリート形成ゾーン(トップ層) 約400万語以上 +1370万語

さて、表1が示しているのは、読書時間の「ほんの少しの違い」が、長い時間をかけて大きな差になっていくという事実です。
1日30分以上読書に取り組む生徒と、5分未満の生徒とでは、高校卒業までに触れる語の数に、約1,200万語以上の差が生まれるとされています。

この差は、テスト直前の対策や暗記で埋められるものではありません。
日々どれだけ言葉に触れてきたか、その積み重ねそのものが、「文章を初めて読んだときに、どれだけ速く、どれだけ正確に内容をつかめるか」という力に直結します。

初見の文章を前にしたとき、
「なんとなく意味がつかめる」生徒と、
「一文一文、立ち止まりながら読む」生徒。
その差の背景には、これまでの読書量という、見えにくいけれど確かな蓄積があります。

読書は、成果が数字としてすぐに現れる学習ではありません。
だからこそ、意識して時間を確保し、習慣として積み上げていくことが大切だと、まなび研究所では考えています。

文献:Renaissance Learning. (2018). “What Kids Are Reading: And How They Grow.”

エビデンス2:認知的根拠 算数のつまずきは、計算力ではなく読解力にある

「計算ドリルはスラスラ解けるのに、テストの文章題になると手が止まる(あるいは変な式を立てる)」 もしお子様にこのような傾向があれば、それは計算力不足ではなく、脳の処理モードのエラーである可能性が高いです。

認知科学の最新研究(AJ・ブーネンら, 2016)は、この現象を**「整合性効果(Consistency Effect)」**という言葉で解明しました。

1. お子さんが引っかかる「言葉の罠」の実例

この研究では、算数が苦手な子は、文章の意味を理解しているのではなく、「キーワードに反応して反射的に式を立てている」ことが分かっています。これを「直訳戦略」と呼びます。

例えば、以下の2つの問題を見比べてください。

【問題A:素直な問題】

「A君は5個ボールを持っています。B君はA君より3個多いです。B君は何個ですか?」

お子さんの脳内:「多い」という言葉を見た! → 「足し算」だ! → 5+3=8 (正解◎)

【問題B:罠のある問題(不整合問題)】

「A君は5個ボールを持っています。A君はB君より3個**少ない(less)**です。B君は何個ですか?」

読めない子の脳内: 「少ない」という言葉を見た! → 「引き算」だ! → 5−3=2 (不正解×)

読める子の脳内: 文脈をイメージする。「A君の方が少ないということは、B君の方が多いはずだ」 → 「足し算」だ! → 5+3=8 (正解◎)

計算が速い子ほど、問題Bで「少ない」という言葉に反応し、秒速で「引き算」をして間違えます。これが整合性効果です。 「言葉(少ない)」と「必要な操作(足し算)」が一致しない時、読解力がない子は脳がフリーズするか、誤作動を起こしてしまうのです。

2. 「状況モデル」を作れるか?

ブーネンらの研究が突き止めた「できる子」の共通点は、「状況モデル」を作る能力が高いことでした。 彼らは数字やキーワードに飛びつかず、頭の中で「A君とB君がいて、どちらが大きいか」という映像(状況)を構築してから、式という道具を使います。

この「映像を構築する力」こそが、私たちが指導する「国語読解力」そのものです。どんなに高尚な算数の解法(つるかめ算や旅人算)を暗記しても、この土台がなければ、少し言い回しを変えられただけで解けなくなってしまいます。

3. 読解力は「OS」、算数は「アプリ」

これをスマホに例えると分かりやすいでしょう。

  • 読解力 = OS(基本ソフト・iOSやAndroid)
  • 算数の解法 = アプリ(ゲームやツール)

「計算は速いのに文章題が解けない」状態は、「OSが古いガラケーに、最新の重たいアプリ(中学受験算数)を無理やりインストールしようとしている」のと同じです。 OS(読解力)が古いままだと、いくら高性能な算数アプリ(解法テクニック)を詰め込んでも、処理しきれずにフリーズするか、クラッシュ(バグ)してしまいます。

「週600分の読書」は、このOS自体を最新バージョンにアップデートする作業です。 遠回りに見えるかもしれませんが、OSさえハイスペックになれば、後から算数アプリを入れた時の動作サクサク具合(吸収率)が劇的に変わります。これが、私たちが「まず国語、算数はその後」と断言する科学的な理由なのです。

文献:Boonen, A.J., et al. (2016). “Word problem solving in contemporary math education: A plea for reading comprehension skills training.” Journal of Experimental Child Psychology.

エビデンス3:環境的根拠 入試は処理能力選抜へシフトしている

静岡・愛知エリアの入試は、知識の量を問うものから、短時間で大量の情報を処理する能力を問うものへと変貌しました。具体的な数値を見ると、その過酷さが分かります。

愛知県公立中高一貫校の適性検査 2025年度の入試傾向分析では、試験時間45分以内に約10,000文字(原稿用紙25枚分)を計2時限、約20,000文字ものテキストと資料を読み込む必要があります。大人が読むビジネス文書に匹敵する処理速度がなければ、設問にたどり着くことすらできません。

静岡県立浜松西高等学校中等部の総合適性検査は愛知県ほど文字数は多くないですが、その量は決して少なくありません。むしろ特筆すべきは作文問題です。50分という試験時間の中で、新書の課題文を読み、その内容を要約した上で、複数の条件を踏まえ(ここで読み取り間違いが起きやすい)、自分の考えを論理的に構成し、600字程度の作文を書くことが求められています。

静大附属浜松中の国語問題の難度の高さは、余裕で高校入試のその読解レベルを超えており、大学入試でもお目にかかることはない特殊性です。文章中には書かれていない、文と文の隙間を読み取るような繊細な読解力と構造的な記述力が求められます。

入試において、このスピードと記述力は「速読即断」が鍵を握り、一朝一夕の暗記では身につきません。多読によって培われる未知のテーマを理解する力こそが、新しい入試への最大の武器になります。


カリキュラム

国語読解クラスでは、学年ごとの発達段階に合わせ、最適なアプローチを行います。

目標:週600分の読書習慣の定着と語彙の拡充

マタイ効果(※)の正のループに乗せるための土台作りの時期です。読書への抵抗感をなくし、活字を追う体力をつけます。ここで習慣ができれば、小6での飛躍的な伸びが約束されます。 (※マタイ効果:読書習慣がある子は語彙が増え、読むことが楽になり、さらに読むようになるという「富める者はますます富む」現象)

  • 対象:以下の中学校へ進学を目指す新小学5年生
    • 愛知県立中高一貫校(明和・刈谷・時習館・半田・豊田西)
    • 静岡県立中高一貫校(浜松西高中等部)
    • 静岡大学附属中(浜松・島田・静岡)
  • 講座内容:
    1. 音読: 目と耳と口を使って脳を活性化させ、文章のリズムを身体に入れます。
    2. 要約(センターピン): 長い文章の中から「結局何が言いたいのか」という核心を掴む訓練です。
    3. 文章構造: 「頭括・尾括」や「対比」など、文章の設計図を理解します。
    4. 心情と情景描写: 物語文において、書かれていない感情を行間から読み取る力を養います。
  • 場所: オンラインにてライブ授業(教室参加は9名可)
  • 日時: 毎週水曜日 17:20-18:40(年間43回・2026年3月〜2027年2月)
  • 料金:月額22,000円。詳細は、無料カウンセリングでご案内いたします。

目標:読解力の得点力への変換

小5で培った読む力をベースに、入試で求められる情報処理と論理的アウトプットを訓練します。長文を構造的に捉え、記述する力を完成させます。

  • 対象:以下の中学校へ進学を目指す新小学6年生
    • 愛知県立中高一貫校(明和・刈谷・時習館・半田・豊田西)
    • 静岡県立中高一貫校(浜松西高中等部)
    • 静岡大学附属中(浜松・島田・静岡)
  • 講座内容:
    1. 音読: より高度で複雑な文章を正確に読み解くための確認作業として行います。
    2. 要約(センターピン): 1400字〜1万字級の長文から要旨を抽出し、制限字数内でまとめる記述力を鍛えます。
    3. 文章構造: 筆者の主張と具体例を瞬時に選別し、PREPや演繹法・帰納法などの論理展開を追います。
    4. 心情と情景描写: ※扱う文章は三段階で文章難度を上げていきます。入試頻出のテーマ(他者理解、社会問題など)にも触れます。
  • 場所: オンラインにてライブ授業(教室参加は12名可)
  • 日時: 毎週月曜日 17:20-19:10(年間35回・2026年3月〜2026年12月)
  • 料金:月額33,000円。詳細は、無料カウンセリングでご案内いたします。

お申込みの流れ

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まずはお子様の現在の学習状況や志望校についてお聞かせください。上記のフォームよりご予約いただけます。
体験授業 / カウンセリング
実際にまなび研究所の指導方針や雰囲気を体感していただきます。またお子さんの学習環境や読書状況などをお聞かせいただきます。
お手続 / 受講開始
週600分の読書習慣とともに、志望校合格へ向けたスタートを切ります。