えっ、点数さえ取れればそれでいい?


















今週、ある中学校の社会科の先生がまなび研究所に遊びに来てくださいました。

「やりたい指導や授業があるんだけど、それが求められていない」と、授業づくりに難儀されているご様子。

「周りのことよりも自分が点数(テスト)さえ取れればそれでいい」と考えている中3受験生の多さに困惑されていました。

このように考える中学生は私から見ても目に余ります。言葉は適切ではないかもしれませんが、成績を上げるために効率の良さを求める教育産業の隙間に落ちてしまったように見えます。この先生のお話を聞いていて胸が痛くなりました。

しかし、私たちの仕事はビジネスですから利益を求めます。そこに効率性はつきものです。だから、これだけを求めて塾や予備校、通信教育などとお付き合いしていくと勉強の意味を偏らせてしまいかねません。そうならないためにも「何のために学ぶのか」が必要だと思います。ご家庭にその「おしえ」がキチンなされているなら大丈夫ですが、そうでなければ、お父さんやお母さんがご家庭で「何のために学ぶのか」をお子さんとしっかりと何度でもお話をしていただきたいです。これは切実な願いです。お子さんがそれを掴めれば上手に塾とお付き合いでき、ビリギャルのようにお子さんにとっても一生の恩師との出会いが生まれる可能性もあります。

情報に溢れるこのご時世では、便利な物や効率の良いものが魅力的にうつります。しかし人と人との出会いこそが尊ばれることであって、何よりもプライオリティーを置くべきものです。
人生の中でチャンスは必ず人を介してやって来ますからね。

自分のことよりも、他人のことを優先する、この奉仕の精神を10代の中高生に身につけさせつつ勉学に励ませたいです。

中学校の先生と熱く語り合わせていただきました。

★写真は「3年B組金八先生」の名場面。今こそ学びたいですね。

2017/12/02 Category | blog 



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