勉強と引き寄せの法則

 月曜の夜、学年末テストに向けて始動した中学生が集まりました。集まった場所は「テスト勉強会」。彼らにこのような話をしました。

 「今度のテストで目標点数をとり、喜んでいる自分がいる」 このことを信じて疑わない。微塵も疑わない。

 これは人間が本来持っていたはずの能力と言われている「引き寄せの法則」。中学生にこの法則の話をしました。自分が望んだものをなんでも引き寄せるという不思議な能力。あまりにも簡単でうますぎる話ですが、多くの事例を目の当たりにすると信じずにはいられません。しかし、この能力は「信じて疑ない」ところがポイント。多くの人はこれができなくて、事が成就する前に挫折してしまうようです。特にネガティブ思考が強いと、この能力はまったく使えません。望んでいたことの逆やねじれた現象が起こってしまうのです。少しでも疑おうものなら、それは引き寄せられないからです。

 このような思考をしていると、勉強の仕方も変わってくるから不思議。目標点数がとれるような勉強になってきます。その勉強に必要な情報を集め、必要な行動をとり、練習量、時間の使い方などすべてが変わりだします。だから、実は不思議ではなく、理に適った思考法であるとも言えます。

 どうせまた点数はとれないからと思いながら勉強することと、成功イメージをもって勉強するのではどちらが成果があがりやすいでしょうか? 強く願ったほうが現実化されるのです。君たちは優秀だと言われ続けて、本当に優秀な成績を修めたことで有名なピグマリオン効果も同様。脳科学の最先端を走る茂木健一郎氏も絶賛している「The secret」を読むと、この「引き寄せの法則」の理解が深まり、自分でもできる!気持になってきますから、お薦めの一冊です。

 塾で受験指導をしていると、「引き寄せの法則」を効果的に使うご家庭に遭遇します。やはり結果は引き寄せた結果になります。もちろん、失敗することを端から考えていないのも特徴であり、心に余裕もあり穏やか。さらには進学後の成績もとても良い。

 皆さんも信じて疑わない気持で、何か引き寄せてみてはいかがですか?

まなび研究所
www.manabikenkyusyo.com

2013/02/06 Category | blog 



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