浜松西高中等部・静大附属中入試まで残り3週間。勉強量を「減らして」勝つ、高い合格率を誇る”まなび研究所流ピーキング戦略”

中学受験という長い長いフライトも、いよいよ目的地が眼下に見えてくる頃となりました。

ここまでの道のり、本当にお疲れ様でした。乱気流に巻き込まれる日もあれば、厚い雲の中で方向を見失いそうになった夜もあったことでしょう。それでも、お子さんと一緒にここまで飛び続けてこられた。その事実だけで、胸がいっぱいになるほどの素晴らしい成果です。

しかし、航空機事故の多くは「着陸時」に起きることをご存じでしょうか。

ゴールが見えた焦りから、エンジンを全開にして滑走路に突っ込んでしまう。受験で言えば、直前期になって「あれも足りない、これもやらなきゃ」と新しい問題集を買い与え、睡眠時間を削って詰め込もうとする状態です。これでは、機体(お子さんの心と体)は耐えきれず、クラッシュしてしまいます。

必要なのは、加速ではありません。

美しく、静かに着陸するための「制御」です。

私たちはこれを、トップアスリートの調整法になぞらえて「ピーキング」と呼んでいます。

陸上の長距離選手が、本番のレース当日に身体能力のピーク(頂点)を持ってくるように、受験生も入試当日の朝に「学力」「気力」「体力」のすべてが最高潮に達するよう、逆算して調整を行うのです。

直前期の3週間でやるべきこと。それは「勉強量」を増やすことではなく、むしろ徐々に減らしながら、その分、研ぎ澄まされた「精密さ(テーパー)」を極限まで高めていく作業です。

量から質へ。

力みから、静寂へ。

この切り替えが、ケアレスミスという名のノイズを消し去り、お子さんが本来持っている力を100%、いや120%引き出す鍵となります。

そして、このピーキングを成功させるために、私たちはある一つの「儀式」を行います。
その儀式は、向き合いたくない現実に目を向けることでもあります。

人間は「見えない不安」に最も恐怖を感じます。
あえて最悪の事態を直視し、言葉にすることで、漠然とした不安は「対策可能な課題」へと変わります。親子の間で「これをやれば大丈夫」という共通認識が生まれたとき、お子さんの表情から迷いが消え、本物の覚悟が宿るのです。

冬休みには、本番と同じ時間に起き、同じ服を着て、同じお弁当を食べる「仮本番」も行います。

すべては、入試当日を「いつもの日常」にするために。

親御さんにできること。それは、お子さんが安全に着陸できるよう、管制塔のようにどっしりと構え、滑走路の明かりを灯し続けることです。

不安を消し去り、最高の結果をつかみ取るための「最後の3週間」の戦略。

その具体的な地図を、一緒に描いてみませんか。

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2025/11/28 Category | blog 



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