【浜松北高を目指す中1】睡眠時間を削らずに、結果を出す子の勉強法
塾から帰ってくる時間が遅くて、お子さんの睡眠時間が削られていく。そんな姿を見ていると、心配になりますよね。翌朝、疲れた顔で起きてくる我が子を見るたびに、「これでいいのだろうか」と胸が痛む。そんなお気持ち、よくわかります。
中学生の時期は、成長ホルモンが最も活発に分泌される大切な時期です。睡眠不足が続けば、体調を崩しやすくなるだけでなく、集中力も記憶力も低下してしまう。一生懸命勉強しているのに、かえって効率が悪くなる。そんな悪循環に陥っているお子さんは、実は少なくありません。
ここで考えたいのは、「長く勉強すれば成績が上がる」という思い込みです。
たとえば、英単語を覚えるとき。ノートに何度も書き続ける子と、1回書いてすぐテストする子。どちらが定着するでしょうか。記憶の研究では、後者のほうが圧倒的に効率がいいとわかっています。
数学の問題演習でも同じです。わからない問題に30分悩み続けるより、5分考えて解説を読み、翌日もう一度解いてみる。そのほうが、ずっと力になります。
つまり、勉強には「やり方」がある。
そして、そのやり方が習慣になれば、短い時間でも確実に結果が出せるようになる。毎日2時間ダラダラ机に向かうより、集中した1時間のほうが、はるかに価値があるのです。
問題は、多くの子がその「やり方」を知らないまま、ただ時間をかけているということ。
まなび研究所で中学生に行っているのは、教科の指導ではなく、こうした勉強の仕方そのもののコンサルティングです。どうすれば短時間で成果が出るのか。どんな順序で何を学べばいいのか。そういった「学び方」を一緒に考えていきます。
習慣が変われば、生活が変わります。睡眠時間を削らなくても結果が出せるようになれば、心身ともに健やかに成長できる。それが、お子さんにとっても、親御さんにとっても、本当の意味での「成功」ではないでしょうか。
今、お子さんはどんなふうに勉強していますか。時間をかければいいと思っていないでしょうか。一度、立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
2025/11/28 Category | blog
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