読解力は誰でも身につけられる


ラパヌイ島の森を破壊したのは誰か?



これは、読解力の調査としてPISAが取り上げた問題です。



12/3に経済協力開発機構(OECD)が発表した学習到達度調査(PISA)によると、日本は前回調査より読解力を大きく下げました。



そこで、ラパヌイ島の問題をまなび研究所(新国語の授業)でも取り上げてみました。





日本の正答率は45.2%(OECD平均44.3%)でしたが、まなび研究所の中学生は100%、全員が正解でした。









調査結果にもありますが、読解力は本を読んでいるか否かが大きく寄与します。さらに言えば、読解の仕方を習い、訓練しているかという点も関係していると思います。つまり、普段から本を読み、読解の訓練を積んでいれば、読解力は誰でも身につけられるようになるのです。塾生の正答率を見てそう思いました。



しかし、残念なことに小中学校では読解の仕方を習うことはなく、訓練も行われていないようです。



小中学校の教育が、世界標準と乖離している感じは否めませんが、本来ならば読解力は小中学校で指導が行われることが好ましいです。せめて、私たちだけでも指導を続けていこうと、決意を固めました。








2019/12/23 Category | blog 



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