がまんしなくていい

 国語の教科書に掲載されている「雪とパイナップル」の著者、鎌田實氏の新刊「がまんしなくていい」に興味深いことが書かれています。
 生き方上手の人は、交感神経をほどよく緊張させながら、ときどき「リラックス神経」である副交感神経を刺激し、バランスをとっている。がんばりすぎず、がまんしすぎず、一日のなかで副交感神経が優位になる時間をつくるのがうまいのである。
 これが、昨日のまなびセミナーでお伝えした成功者の特徴です。超優秀な彼らを思い返してみると、緊張と弛緩のバランスがとれた生き方を、当たり前のように楽しく過ごしていたように思います。「勉強しなさい」と言われることなく、ポジティブな生活環境のなかで、自然と集中力を高めていました。この本を読むと、成功哲学が医学的にも証明されていたことがわかります。
 いかに子供のやる気を引き出すか。人間のメカニズムを知り、生活の中に生かしていくことで、子供の成長をうながしていけるのだと思います。

2013/06/24 Category | blog 



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