問題集を解くより、もっと国語力が身につく方法


国語力があるとは、本の中で大切なところがどこかを判断できることだ。



その判断力を身に付けられるのが文章に線を引くトレーニングです。「これいいね」「わかる!」と自分の気持ちと重ねられるところに線を引くのもいいですが、判断力を身につけるためには、自分の感じたところよりも、筆者の言いたいところに線を引くことが大事です。



つまり、線を引くときには、主観を離れ、客観視すること。自分に酔いしれるように線を引いていては判断力は磨かれません。むしろ自分が描く世界の外側に出てこそ判断力は磨かれます。そのために洋の東西を問わず一流の文学作品を読み、線引きに挑んでほしい。





夏目漱石、シェイクスピア、菊池寛などの超一流の文学作品に線を引く限定講座




線を引くときに迷ったり、どこにするのかしぼれなかったり、頭に汗を掻く体験を積ませたい。こうすることで判断できる技術が身についていきます。国語の問題集を解くよりも、もっと国語力が身に付く。多感な小学生高学年だからこそ、広くいろんな世界を感じてほしい。



今夏一回限りの「だれでも一流の文学作品が読み解ける読書講座」の開催日が近づいてきました。線を引く技術を身につけて、読解力を上げていきましょう。








2021/07/05 Category | blog 



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