中学生、作文で「気」を注入!

まなび研究所の中学生は、毎回、授業のはじめに作文を書きます。
その内容はこれです。


「何のために学ぶのか」


作文と言っても、
「てにをは」や「文の構成」を意識させるものではなく、目標を明確にするためのものです。

まずは一分間考えます。そして「はじめ!」の合図で書き始める。その時間はたったの五分間。短いですよね。
「カッ、カッ、カッ!」と鉛筆やシャープが字を書く甲高い音が教室内に響き続ける五分間。独特の緊張感が漂います。

また、書く文字数は多ければ多いほど良いということになっていて、
この5分間は超集中空間です。


この作文ですが、制限時間が設けられているため、文章が途中になってしまう場合もあります。
しかし、それでも構いません。
目標を明確にして「気を入れる」ことが狙いですから。


「何のために学ぶのか」を毎回書くことはとても大事です。
勉強することの意義を掴め、
自分は何をしにここへ(塾へ)来ているのかもわかります。
目標がどんどん明確になっていきます。


この日は中2の授業。書き上げた作文を読んで、意識が向上してきたことをはっきりと認識しました。それは内容が具体的になってきたこと、そして何と言っても、全員の文字数が過去最高だったこと。

もうすぐ高校入試ですが、来年の主役たちが一年後に向けて意識を高め始めました。
私も彼らの背中をグッと押す時がきたようです。二年生最後のテストである学年末試験に向けて、目標点数を取らせてあげたいと思います。



2018/01/26 Category | blog 



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