そもそも、どういうこと?って考えるから算数は楽しい


算数の文章題が分からない、と私に相談に来るお子さんは多いです。



どこがわからないのかと尋ねると、どの子も返事は同じ。





全てがわからない





ようなのです。



そこでこちらが解法の本質を伝えると、あっ、と気づいた表情になり、知っている公式を当てがい答えを出してしまいます。



この子たちに共通しているのは、考えることをしていないことです。



特に他塾さんから移ってきたり、プリント学習ばかりしていたお子さんにこの傾向は多いです。点数を取ることや正解することに主眼が置かれている様子で肝心な「考えること」がおざなりです。



私の算数では公式を使った指導は一切しません。速さも割合も面積もです。「そもそもこれってどういうこと?」と、本質を考えさせます。公式に慣れたお子さんは「そんなこと聞かれても・・・」と返事に詰まるようですが、これが文章題ができない理由なのです。



頭を使って考える算数。始めは身につけるのに時間がかかるようですが、その後は問題を解くのに時間がかかりません。特に応用問題や受験問題には強く、小学6年生の受験勉強期には大きな威力を発揮します。算数の本質を捉えると応用が効くのです。





小学生は2021年2月より新年度授業が始まります。




12月1日(火)より、新年度講座のお申込受付を始めました。小学生は来年2月より新年度授業が始まります。



頭を使って考える算数は、楽しいですよ。








2020/12/02 Category | blog 



« »