これではダメだよ! 中3第2回学調


予想通り簡単な出題内容でしたね。



中3第2回学力調査。



今年度はコロナ禍のため休校期間があり、学習格差への配慮として致し方無いとはいえ、こんなにカンタンだとはたしてこの調査に何の意味があるだろうかと考えてしまいます。中3の第2回でこれですから、年明け1月に実施予定の中1や中2の出題内容はどれだけカンタンになるのでしょうか?



中学生の勉強は学調や入試、定期テストに目線を合わせすぎているキライがあります。目先の点数を取ることばかりに心を奪われそこで終わり。その先がありません。親御さんにもそのような方が多いように思います。



中学生には、勉強の先にあるグローバル社会や将来を描かせなければなりません。これからの日本の将来を担う人材ですからね。それに、将来、自分で稼ぐためでもあります。



そこで提案です。





学調の出題内容を思い切ってプレゼンの実技にしませんか?





教科にとらわれず、社会が抱える問題を解決するための提言を論理的にプレゼンするテストにすれば、意味があります。



こうなるとペーパーテストではなくなります。その実現のためには学校の授業改革が抜本的に必要です。知識偏重ではなく、いかにして課題を解決するか。教科書内容を根底から覆さないと成り立ちません。その創成期として来年の大幅な教科書改訂に私は大いに期待しています。



中学生たちには、もっと遠くに目を向けさせたいですよね。世界や将来に。もっと言えば、社会が抱える課題を解決するために。その一端を担うために、私は彼らを育てる存在であり続けたいです。



江戸末期、大阪で昼夜問わず西洋医学の勉学に励んだ福沢諭吉のように、若い頃から自ら学ぶ姿勢をを持たせたいです。そして、彼らの学び舎を築いた緒方洪庵のように、世界や将来に目を向かせることに主眼を置いた授業を提供したいと思っています。










2020/12/04 Category | blog 



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