線形思考と非線形思考を身につける方法<後篇>


(後編)
今回は、前回に引き続いて「線形思考と非線形思考」を身につけるための方法を伝えますね。まずは線形思考です。



最も効果的な方法は「会話」です。会話は日々、日常使いますからね。日常会話を論理的な会話にしてしまえば毎日がトレーニングになります。



そこで、論理力の基本「因果・言い換え・対比」を日常会話に含めてみましょう。



<因果>
「この後どうなるのかな?」
「どうしてこうなったのかな?」
「より良くするにはどうしたらいいのか?」



<言い換え>
「これと似ているものは何かな?」
「これはつまりどういうこと?」
「たとえばどういうこと?」



<対比>
「これとそれは似ているけど、どこが違うのかな?」
「これよりもあれの方が、良いところはどこかな?」



など「因果・言い換え・対比」をベースにお子さんと会話を行えば、自然と論理力は身についていくため、線形思考の土台が出来上がっていきます。反対に日常会話に論理性が乏しいと、問いに答える能力が育ちません。日常会話から思考力は良くも悪くも癖づけされていきますから、上手に使いたいですね。





では、続いて非線形思考のトレーニング法です。
こちらも日常会話を利用してトレーニングしていきます。
具体的にはこのような感じです。



「知らないことを知ることが楽しい♪」
「考えることって楽しいよね♪」
「えっ、それってなに、なに♪」



と口癖のようにお子さんの前で言うのです。しかも、満面の笑顔で楽しそうに。



そう、好奇心を育てる!



これが、大事なんですね。
この声掛けのおかげで、お子さんの頭脳がキャッキャッとトキめく状態になるようです。考えることが楽しいことであり、それが当たり前のこととなるように話しかけながら育てていくのです。
小学生のうちは、お人形を使ったごっこ遊び、LEGOブロックなどでカタログにはないものを作ってみる、積み木遊びなども創造力をつけるのに効果的ですね。
ときどき、お父さんやお母さんもお子さんの遊びを覗いて「これ、な〜に?」と興味を示してあげてください。こうして楽しくお子さんの想像力を喚起していきたいですね。



AIの進化が加速度的に進む時代です。
答えを最短で求めることはAIの得意分野です。
線形思考はAIが得意な思考。お子さんがこれからの社会で生き抜いていくためには、アイデアが求められることは間違いなさそうです。他人がやっていないこと、珍しいこと、すなわち非線形思考がどれだけ身についてるかが時代を生き抜くカギになりそうです。しかし、線形思考が必要ないわけではありません。これがあるおかげで論理的に、建設的に思考ができるのですからね。大切なことは「線形思考と非線形思考の両輪」です。



実は私、この夏に敏腕ビジネスコンサルタントが講師を務めた「線形思考と非線形思考について」のセミナーを受けてきました。
そこでは「東大卒はビジネスの上で優秀なのか?」の問いから始まりとても興味深いセミナーでした。



優秀を決める要素は卒業した学校ではありません。



では、何か?



育ってきた環境や経験で「非線形思考」を身につけてきたかが最有力の要素になるそうです。職場はもちろんのこと、仕事を創るためにアイデアが必要な時代ですからね。



今、社会は線形思考に偏った人材よりも非線形思考もできる人材を欲していることがよくわかるセミナーでした。




2017/11/27 Category | blog 



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