【第2回】小6に上がる前にやっておくといいこと
前回は、まず習慣にしてほしいこととして「読書」を紹介しました。
しかも “音読” です。
読書と音読は、毎日コツコツの積み上げを大事にしていきましょう。
さて今回は、第2回です。
小6になる前にやっておくといいこと第2回は、算数です。
算数は、教科書レベルの内容を理解できていること。当然ですが、小5までの内容が理解できていないと、小6の算数でつまづく可能性がでてきます。なぜなら算数は積み上げ式の学習だからです。
たまに、算数=計算という考えの方に出合いますが、この考え方で小6まできてしまうと、何でもかんでも計算力で解こうとする生徒が出てきます。
そうすると、どうなるか?
もはや計算力だけでは解けない問題にぶち当たります。そう、算数=計算ではないんです。
私は、算数=考える力だと思っています。だから、私の塾では、速さの計算も公式を一切使わず教えます。速さだけでなく、割合も面積もです。
実際、とにかく計算力で突破しようとする子でも、次第に頭を使って考えるようになります。繰り返し指導していると考える力が身に付いてくるんですね。
まずは、小6までの内容を振り返って、あやふやなままになっているところがあれば、見直すチャンスです。お子様がすぐに公式に当てはめたり、筆算で計算しようとしていたら要注意。まずは鉛筆を置き、頭で考えさせる習慣をつけておきましょう。すると小6の内容もスムーズに理解できるようになります。
2020/12/11 Category | blog