受験塾に費用対効果はあるのか?
「教育にお金をかけすぎかしら…」そんな不安な気持ち、私にはとてもよく分かります。浜松市で25年以上子どもたちと向き合ってきた中で、多くの保護者の方々からそんな思いを打ち明けていただきました。でも、将来、社会で活躍するお子さんのために、少し嬉しいお話をさせてください。
最近の研究による興味深い記事を見つけました。先生と生徒が心を通わせながら学ぶ双方向型の学習(インタラクティブ)では、なんと大学進学率が30%も伸びるんです。そして、そうした学びを経験したお子さんは、社会に出てからの収入も平均して10%上がる傾向があるそうです。まなび研究所が大切にしている「問答する授業」「自分で考える力」「フィードバック法」を育む学びは、そんな未来への贈り物になるんですね。
つい先日、卒業生がまなび研究所に遊びに来てくれました。「古橋先生、中学受験の時に教えてもらった『どうしてだろう?』って考える習慣が、高校受験でも大学受験でもすっごく役立ちました!」という言葉に、胸が温かくなりました。実は、このような思考力重視の学習法は、将来の職場での生産性を23%も高めてくれるそうです。
まなび研究所では、ハーバード大学教育学部のHeckman教授らの研究に基づいた勉強方法を取り入れています。勉強の仕方はもちろん、時間の使い方や、目標設定能力も一緒に育んでいきたいと考えています。これらの「成功哲学指導」の波及効果は起業成功率が2.3倍、ストレス関連疾患が25%減少にもなっているそうです。
このようなコミニュケーションや思考法、哲学を育む教育への投資は、将来的に5〜7倍のリターンがあるとされているんです。10万円の投資が、50万〜70万となって戻ってくることを考えると、小中学生に費やしたお金は、ムダではないといえるのではないでしょうか。
でも何より私の宝物は、目の前でキラキラと成長していく子どもたちの姿です。今年も静岡大学附属浜松中学校や浜松西高等学校中等部など、難関中学に7名の生徒さんが夢を叶えました。さらに、昨年も高校入試においても浜松北高、浜松市立高校に全員合格。海外にもその波は伝わり、慶應ニューヨーク学院にも合格者を輩出できました。それ以上に嬉しいのは、日々の学びの中で「自分で考える力」や「困難を乗り越える力」が着実に育っていることです。この力は、きっと人生の様々な場面で、お子さんの大きな支えになることでしょう。
教育にかかるお金は、確かに家計の中で大きな位置を占めます。でも、それは何より大切なお子さんの未来への温かな贈り物。考える力、挑戦する勇気、確かな学力…。これらすべてを大切に育みながら、まなび研究所は、お子さん一人一人の輝く未来を、ご家族の皆さまと一緒に見守っていきたいと思っています。
2025/02/13 Category | blog
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