まなび研究所の ”夏期講習” は6/7公開予定!

この夏、お子さんにとって本当に必要なものは何でしょうか

6月7日土曜日、まなび研究所の夏期講習詳細をホームページ上で公開いたします。

この時期になると、多くの保護者の方から「どんな夏期講習を選べばいいでしょうか」というご相談をいただきます。塾のパンフレットには華々しい合格実績や充実したカリキュラムが並んでいるけれど、果たしてうちの子には何が本当に必要なんだろう。そんな迷いを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、30年以上この浜松の地で受験指導に携わってきて、つくづく感じるのは「時間があるからといって勉強ができるわけではない。」ということです。夏休みという長い時間があるからこそ、かえって何をすればいいのか分からなくなってしまう。だからこそ、明確な目標と効率的な学習計画が必要なんです。

それぞれの学年に込めた想い

小学5年生には、中学受験に向けた土台作りを。まだ時間に余裕があるこの時期だからこそ、考えることの楽しさを味わい、語彙を増やして視野を広げることに重点を置きます。

小学6年生は、いよいよ本格的な受験学年。浜松西高中等部や静岡大学附属浜松中の入試レベルに合わせたハイレベルな集中特訓と問題演習で、実戦力を磨いていきます。

中学1・2年生は、問題演習と二学期の予習を通じて勉強法そのものを身につける時期。今のうちに正しい学習習慣を確立することで、受験学年になったときの伸びが大きく変わってきます。

中学3年生は、学調対策と受験対策。でも私たちが大切にしているのは、単なる点数向上ではありません。なぜその高校を目指すのか、将来どんな人になりたいのか。そんな根本的な部分から一緒に考えていきます。

中学生の保護者の方へ

特に中学生の保護者の方には、お伝えしたいことがあります。まなび研究所では、中学生に対して教科指導は行いません。その代わり、定期テストや受験などの目標に合わせたコンサルティング指導をしています。

なぜでしょうか。それは「勉強そのものより、いかに勉強するか、その仕組みづくりが大切だ」と考えているからです。与えられた問題を解くだけでなく、自分で計画を立て、実践し、振り返る。この一連のプロセスを身につけることで、お子さんは一生使える学習スキルを手に入れることができるのです。

親御さんにお願いしたいこと

夏期講習を検討される際、ぜひお子さんと一緒に話し合ってみてください。「なぜ勉強するの?」「どんな大人になりたい?」そんな素朴な問いから始めてもいいんです。

お子さんの答えに、正解も不正解もありません。大切なのは、お子さん自身が自分の言葉で語れること。そして親御さんが、その想いに耳を傾けること。そこから本当の学習意欲が生まれてくるのです。

昨年、中学3年生のお母さんからこんな話を聞きました。「うちの子が『将来、弁護士として地域のまちづくりに貢献したい』と言い出したんです。それまで勉強に身が入らなかった子が、その目標を見つけてから見違えるように変わりました」と。

6月7日の詳細公開まで、もう少しお待ちください。でも、それまでの間にも、ぜひお子さんとの対話を大切にしていただければと思います。

この夏が、お子さんにとって意味深い時間になりますように。私たちも、一人ひとりのお子さんの成長を心から願い、精一杯お手伝いさせていただきます。


2025/05/30 Category | blog 



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