「変わる公立高校入試問題」へ準備はOK!

2月3日、それは高校入試のちょうど一ヶ月前。
私は中学3年生たちに向けて「変わる公立高校入試問題の分析講座」を行いました。しかも、昨年10月にも同講座を開催していて、今回はそのアップデート版、第2回となる講座。より細いところまで伝えました。

「変わる公立高校入試問題」は2020年大学入試改革に向けて、変化してきている公立高校入試問題のこと。「思考力・判断力・表現力」を記述で答えることを求められます。さらに、社会性や物事の原理原則が問われる傾向があり、すでに出題されている都道府県では軒並み正答率が低く難度が高い問題とされています。

さて、今回の「変わる公立高校入試問題の分析講座」では
本番の入試まであと一ヶ月となり、全国で出題されている公立高校入試問題を題材にしながら、最新の入試傾向を解説し、受験生がここから勉強する内容を確認しました。

今、話題になっている「変わる公立高校入試問題」は、ここ浜松では浜松北高などの難関校が対象になってきそうです。そう言えるのも、この問題ができるかどうかが合否の分かれ目になるからです。まだ静岡県では高校入試改革は行われていませんが、もしかしたら今回の高校入試から行われるかもしれません。近隣の他県の様子を見ていると、いつ高校入試改革が行われてもおかしくない状況ですから、添え有れば憂いなし、しっかりと準備をしたいところですね。

しかし、この準備は個人ではできないし、中学生たちに社会を見る目を養わせていないとできるようになりません。しかも「書くトレーニング」を含めて鍛錬するとなると、準備すること自体が困難になりそうです。

そもそも、まなび研究所は「小論文討論」の授業で、新聞を使いながら「思考力・判断力・表現力」を鍛錬しているので、「変わる高校入試問題」への対策は特に必要ないのですが、高校入試で志望校に合格するために、「変わる公立高校入試問題の分析講座」と題した専門講座を用意しました。入試前に今一度問題傾向に慣れることで、本番へ備えていきたいと考えています。


★写真は、昨年、佐賀県で出題された英語問題。
インドの「貧困の負の連鎖」を断ち切るためには何をすればよいのか?


2017/02/13 Category | blog 



« »