<読書講座> 未来の自分に宛てた手紙
























冬期講習が始まり、12/22・23には小4〜小6を対象とした読書講座を行いました。今回読書講座で取り扱った本は、アレックス・ロビラの「Good Luck」。



この物語では、シドとノットの二人の騎士が7日間でクローバーを探してくるよう命じられるわけですが、行動が対照的で面白いんですよね。この二人の騎士がどうやってクローバーを手に入れるかに、ぐいぐい引き込まれます。参加した子供たちも、そんな二人の騎士の行動から学んだことも多いようです。生き方や在り方に関する物語は、大人の私たちが読んでも得るものがありますが、子供たちにとっても自分がどう生きたいか、今の自分を見つめ直すきっかけになったようです。





Good Luckを3時間かけて読解しました。




読書講座の終わりには、この本から学んだことを未来の自分にあてた手紙として残しました。それぞれが今、強く感じたことを書き残し、数年後またその本を開いたとき何を感じるかが楽しみです。Good Luckから学べることは、一つだけではありません。



だから、この講座では、読解のトレーニングもしましたが敢えて正解は伝えていません。この本で得ることは人それぞれです。そこで学んだことを取り入れ、行動にうつせたら未来は変わっていくはずです。将来、この本を読み返したときに、また新な気づきがあるはずです。人生を共に歩む本として、そばに置いておきたい本ですね。








2020/12/26 Category | blog 



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