春休み、長編にチャレンジ! 塾長お勧め17冊


春休みは長編にチャレンジ!



春休みは学校がお休みで時間がある時ですよね。気候も穏やかで気分的にもゆったりできます。受験生にとっては入試日まで時間に余裕があるときでもあります。だからこそ読解力を鍛えるために読書をしましょう。読書は読解力をつけるための基本的なステップです。春休みはたっぷりと読書をして、力強いステップを踏んでもらいたいです。



さて、何を読むのかですが、本を読み慣れていないお子さんや受験生はまずは一冊読破することを目標にしてみてはいかがでしょうか。



読み慣れている人は長編にチャレンジするのもいいですね。そこで今回のブログでは私がお勧めする長編小説をご紹介します。





<初級編>
冒険ストーリーほど夢中にさせられる本はありません。読書体験が少ないお子さんは長編の冒険ストーリーがお勧め。本の世界へ入るための大きなステップとなりますよ。(対象目安)新小5・新小6・新中1



①川の光

著者:松浦寿輝 出版社:中公文庫





②冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間

著者:斎藤 惇夫 出版社:岩波少年文庫




③精霊の守り人

著者:上橋菜穂子 出版社:新潮文庫
★2008年アメリカバチェルダー賞受賞





<中級編>
よく本を読むお子さんはこの春休みに長編に挑んでみましょう!長編ストーリーの深淵な世界観に首まで浸かれる本をご紹介します。もっと本が好きになるかも。(対象目安)新小6・中学生・高校生



④かがみの孤城(上・下)
 

著者:辻村深月 出版社:ポプラ文庫
★2018本屋大賞受賞
★ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2018」小説部門第一位




⑤獣の奏者(全4冊)
   
著者:上橋菜穂子 出版社:講談社文庫




⑥蜜蜂と遠雷(上・下)
 
著者:恩田睦 出版社:幻冬舎文庫
★第156回直木賞受賞
★2017年本屋大賞受賞




⑦オー!ファーザー

著者:伊坂幸太郎 出版社:新潮文庫




⑧白銀の墟 玄の月(全4巻)
   
著者:小野不由美 出版社:新潮社
★ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2020」小説部門第一位
★吉川英治文庫賞受賞




⑨下町ロケット(全4巻)
(①下町ロケット・②下町ロケット ガウディ計画・③下町ロケット ゴースト・④下町ロケット ヤタガラス)
   
著者:池井戸潤 出版社:小学館
★第145回直木賞受賞作品





<上級編>
読書体験が豊富なお子さんは、この春にちょっぴり背伸びしてみませんか?味のある人の話を読んだり、教養を身につけられる本を読んで、大人に近づく春にしてみるのもいいですね。(対象目安)中学生・高校生



⑩生きて行く私

著者:宇野千代 出版社:角川文庫




⑪若き数学者のアメリカ

著者:藤原正彦 出版社:新潮社




⑫考えるヒント(全4巻)
   
著者:小林秀雄 出版社:文春文庫




⑬坂の上の雲(全8巻)

著者:司馬遼太郎 出版社:文春文庫




⑭楽園のカンヴァス

著者:原田マハ 出版社:新潮文庫
★第25回山本周五郎賞受賞




⑮三体(Ⅰ・Ⅱ上・Ⅱ下・Ⅲ上・Ⅲ下)
    
著者:劉 慈欣 出版社:早川書房
★2015年、第73回ヒューゴー賞の長編小説部門を受賞




⑯ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則

著者:ジム・コリンズ 出版社:日経BP社




⑰サピエンス全史(上・下)

著者:ユヴァル・ノア・ハラリ 出版社:河出書房新社
★ビジネス書大賞2017 大賞受賞
★ビジネス書グランプリ2017 リベラルアーツ部門 第1位






最後に、親御さんにもご紹介させてください。私がこの冬に読んで、親御さんたちにも読んでもらいたいなと思った本です。子育て・教育の先端や本質について気づきが得られます。この3冊は読めば子育て・教育の指針が見えてきそうですよ。この春に読んで頂きたい本をセレクトしました。



<親御さん編>



スマホ脳

著者:アンデシュ・ハンセン 出版社:新潮新書




「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには

著者:出口治明 出版社:KADOKAWA




2040年の未来予測

著者:成毛眞 出版社:日経BP






この春、みなさんが素敵な一冊と出会えることを願っています。



読んだら是非感想を聞かせてくださいね。








2021/03/17 Category | blog 



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