マインドフルネスをご存知ですか?

マインドフルネスをご存知ですか?

グーグルやインテル、アップルなど世界の一流企業と呼ばれている会社が導入している社員のための能力アッププログラム。集中力が高まり、仕事効率が上がり、ストレスが解消されると言われている。しかも、アップル社では1日に30分間はこのトレーニングを受けなければならないそうで、その専用の部屋まで用意されているそうです。
世界一流企業が導入しているマインドフルネス。まなび研究所での導入を検討し今春、まず自分が試してみました。

その結果、心が安定しました。さらに、頭の働きが明晰になり、洞察力が高まるのを感じ、これが実に気持ちが良いことがわかりました。また、取り組んだ後の仕事もはかどるようになりました。

自分にとっては好リアクションだったので、満を持して授業に導入。7月より小5以上の私が担当するクラスで実践してみました。授業では毎日できないので、まだ目立った効果は感じられませんが、生徒たちも徐々に慣れてきている様子です。骨盤を立てて呼吸を整えられるような生徒がちらほら現れ、マインドフルネスをしている姿が美しいと感じられるほどすでに体得している生徒もいます。さすがにこの状態になっている生徒は、その後の学習パフォーマンスは高いです。頭が冴え渡っているのか、ひらめき力の高さを感じずにないられません。すごいです。

今後マインドフルネスを続けるための注意点を専門家に尋ねてみました。すると、「効果が強いので、気分を悪くする人もいますよ」とアドバイスをいただきました。「でも、回数を重ねていくと慣れてきますから、ゆっくりとしたペースで続けてください。必ず成果が上がります」と心強いお言葉まで頂きました。

スティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツ、松下幸之助、稲盛和夫、井深大などのトップ経営者が瞑想を習慣にしていたことは有名な話です。マインドフルネスは、瞑想に仏教のエッセンスを染み込ませているようですから、日本人に向いているようですね。

マインドフルネスで大切なことは「今、ここ」に在ろうと意識することです。先のことばかり考えたり、過去のことを悔やんでばかりでは、人間の能力はハイパフォーマンスを生みません。「今、ここ」が感じられる人が結果を出しやすいのは受験生も同じですね。思考力が鍛えられ、メンタルも強くなるマインドフルネス。教育現場では必須のトレーニングになる日も近いのではないだろうかと思います。


2016/07/22 Category | blog 



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