中学生が読むべき書物

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 まなび研究所が中学生たちに読ませたい本は、哲学者ニーチェの言葉を借りれば次のようなものです。


・読む前と読んだ後では世界がまったくちがって見えるような本。
・わたしたちをこの世の彼方へと連れ去ってくれる本。
・読んだことでわたしたちの心が洗われたことに気づかせるような本。
・新しい知恵と勇気を与えてくれる本。
・愛や美について新しい認識、新しい眼を与えてくれる本。
「悦ばしき知識」

 今年度より中学生の「新聞小論文」の授業では、月に一冊文庫本を渡しています。その本は国語を担当している進藤が、自身のライブラリーから選んだものです。
 本を渡している理由は、中学生たちの思考の幅を拡げたいから。ニーチェが言うように、精神が大人に近づいていくこの時期にこそ、読むべき書物を与えたいです。
 そんな本を手にした中学生たちが、どのように読み取り、どのように感じるのか。「新聞小論文」では、毎月、書評を書く時間を設け、中学生たちの心を伝えてもらっています。


 彼らの文章は、大人からみると、まだまだ未熟なところや背伸びしているところなど、不完全なところはあるかもしれませんが、これこそが成長しようとしている中学生たちの正直な気持ちです。ホームページ上に一部掲載させてもらいましたので、是非、読んでいただきたいとおもいます。思考の幅を拡げながら大人へと向かっていく中学生たちをぜひ皆さんも応援してください。

新聞小論文の書評:http://t.co/OsHCrTOJce

2013/05/14 Category | blog 



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