作文が書けるようになる「心の眼」


文豪、川端康成は「伝える力は技術ではない」と言う。「うまく書く技術のようなものをちょっと教わっても、心の眼は養われない」と、ドキリとさせられるような言葉を残しています。





作文が書けるようになるには、損得ではなく、善悪で判断できる眼を持ちたいです。



損得とは、いわば「自分をよく見せたい心」であり、善悪とは、「世の中を良くしたい心」です。つまり、相手の立場に立って作文が書けているかどうか。善悪基準で書かれた文章は、読み手の関心を引き寄せ、読み手に共感や気づきを与えてくれます。一方、損得基準で書かれた文章は、読み手をガッカリさせ、面白くないだけでなく、つまらなさだけが残ります。







作文だけでなく、テストや受験の捉え方もそう。そこに心の眼はありますか?





作文や勉強は、損得で身につけるものではありません。世のため人のために善悪で身につけるものです。











そこに技術は関係ありません。正直な清い気持ちがあれば想いは伝わります。これが、作文が書けるようになる方法です。






2022/07/12 Category | blog 



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