8月2日の浜松西高中等部説明会〜親子で参加しよう
お子さんが浜松西高中等部を受験候補に考えていらっしゃるなら、8月2日(土)の説明会は必ず参加していただきたい機会です。申し込みは7月1日から25日まで、浜松西高校のホームページから受け付けています。
なぜ説明会参加が大切なのか
説明会では教育内容、学校生活、部活動、卒業生の進路状況、そして入学者選抜の詳細が説明されます。しかし、これらの情報以上に大切なことがあります。それは、お子さんと一緒に「この学校で6年間を過ごす姿」を具体的に思い描くことです。
先日、ある保護者の方がこんなことをおっしゃいました。「ホームページを見ているだけでは、息子がその学校で実際にどんな顔をして過ごすのか想像できませんでした。でも説明会で校舎の雰囲気を感じ、先生方のお話を聞いて、息子が目を輝かせている様子を見て、初めて『ここで成長する姿』が見えたんです」
子どもの目線で学校を見る大切さ
古代ギリシアの哲学者アリストテレスは「教育の根本は、子どもの中にある可能性を引き出すこと」と述べました。この言葉を現代の学校選択に当てはめると、大切なのは偏差値や進学実績だけでなく、その学校がお子さんの持つ「原石」を磨いてくれる場所かどうかを見極めることです。
説明会では、ぜひお子さんの表情を観察してみてください。校舎を歩いているとき、部活動の様子を見ているとき、先輩の話を聞いているとき。その瞬間瞬間に見せる表情こそが、お子さんにとって本当に合う学校かどうかを教えてくれます。
卒業生のメッセージに隠された宝物
今回の説明会では卒業生のメッセージも予定されています。これは単なる体験談ではありません。6年間という貴重な時間を過ごした先輩たちが、どんな風に成長し、どんな夢を抱くようになったかを知る機会です。
卒業生の言葉に耳を傾けるとき、大切なのは表面的な成功談だけでなく、その奥にある「人としての成長」に注目することです。学力の向上はもちろんですが、友人関係で学んだこと、挫折から立ち直った経験、自分なりの価値観を見つけた瞬間。そうした内面的な変化こそが、6年間の真の財産となります。
この話から読み取れるのは、学校選択は単に「入学がゴール」ではないということです。そこから始まる6年間が、お子さんの人生の土台を作る時間になるのです。
親子で話し合う時間を作る
説明会後は、ぜひお子さんと感じたことを話し合ってみてください。「どの話が一番印象に残った?」「どんな部活動に興味を持った?」といった質問から始めて、お子さんの本音を引き出してみましょう。
この対話こそが、お子さんの自立への第一歩となります。親が決めた学校ではなく、お子さん自身が「ここで頑張りたい」と思える学校を見つけることで、受験勉強への取り組みも大きく変わってきます。
情報収集は愛情の表れ
説明会への参加は、情報収集以上の意味を持ちます。お子さんの将来を真剣に考え、一緒に歩もうとする親の愛情の表れでもあるのです。
7月25日の申し込み期限まで、まだ時間があります。お子さんと相談しながら、ぜひ参加を検討してみてください。そこで得られるものは、きっとホームページからでは伝わらない、生きた学校の姿になるはずです。
2025/07/13 Category | blog
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