2026年、駆けていくことで、きっと「うまく」いく

静寂の中で、蹄(ひづめ)の音が聞こえてくるような気がします。

2026年、午(うま)年が明けました。古来、馬は神の乗り物とされ、その力強い足取りは「物事がうまくいく」象徴とされてきました。

ただひたすらに、前へ。その姿を見ていると、ふと気づかされるのです。私たちは、立ち止まって考えることに時間を使いすぎてはいないだろうか、と。

リスクを取らなければ、現状維持すら不可能な時代です。泥臭くてもいい、スマートでなくてもいい。「見込み6割」で意思決定し、走りながら残りの4割を修正していく。そんな野性味あふれるたくましさこそが、今、求められているのかもしれません。

まなび研究所が今年、心に決めていることがあります。それは、お子さんの「主体性」を最大限に伸ばすこと。

「常に自分自身で決断できる人間に」。そう伝えたとき、ある生徒はハッとした表情で、自らの手を見つめました。今まで、親や先生という「誰か」が握っていると思っていた手綱(たづな)は、実は最初から自分の手にあったのだと気づいた瞬間でした。

自分で選んだ人生には、多くの自由があります。しかし、自由には責任が伴う。だからこそ、怖い。転ぶかもしれないし、道を間違えるかもしれない。

けれど、失敗とは最悪の事態を経験する練習に過ぎません。親御さんに問いかけたいのです。お子さんが自らの意思で走り出したとき、その背中を、ただ信じて見守る勇気を持てるでしょうか。

「転ばぬ先の杖」を渡すのではなく、転んだあとに立ち上がるための「グリット(やり抜く力)」を育むことができるでしょうか。

美しくないことはしない。私の美学はシンプルです。お子さんが、自分自身を知り、自分で決める。その姿は、何よりも美しく、力強い。

もし、お子さんが立ち止まりそうになったら、思い出してください。考えないから時間の余裕がないのではなく、走り出すことでしか生まれない風があることを。小さな習慣を身につけていくと、やがてそれが大きな良い流れになります。

過去にこだわらず、未来を変えていく。駆け抜けるその先に、想像もしなかった景色が広がっていると信じて。

本年も、まなび研究所は、受験生の主体性を最大限に伸ばすために、お子さんの「個」の原石を磨き続けます。どうぞ、よろしくお願いいたします。


2026/01/04 Category | blog 



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