学調を分析 Pt.4(平成28年度 第3学年 第1回)

(前回の続き)
学調を分析(平成28年度 第3学年 第1回)Pt.3


「日本人は諸外国と比べると受身な人が多すぎる」
と、先日、社会学者のスリランカ人の先生からお話を聞きました。

そこで私は思ったのですが、
これまでの日本の教育はほぼ受身であり、受験も過去問を攻略すれば合格できてしまう。ゆえに塾の学習もほとんどが受身。つまり「教えてもらわないと考えられない」癖が付いている中学生が多くなってしまっていないでしょうか。

また、小中学生の親御さんに目を向けると、時代が変わろうとしているけれど、旧態以前の状態から脱出できないというか、茹でガエル状態で、変化に気がついていない親御さんが多いように思います。気がつく親、気がつかない親。この差が学力の二極化をすでに産み始めています。これは早急な対策が必要ですよね。だから大学入試改革が始まるのです。

今、日本が求めている中学生とは「主体性」です。
すなわちここから学調や高校入試の今後の傾向が読み取れるのです。

では、どうしたらいいのか?

ニュースを見て新聞を読んで情報収集をしたいところですが、一人では大変ですよね。そこで皆さんの周りにこんな方はいらっしゃいませんか?

本をよく読み、どこへでもフットワークよく飛んでいく人

きっといらっしゃると思いますから、その方とお近づきになってお話を聞かせてもらうことがいいかもしれません。できれば中学生をそういう大人と出会わせたいですね。

自ら想像する力がつけば、時代が変わっても、場所が変わっても生きていきます。未来を担う子供たちに、どんな世の中でも、生きる力を身につけさせていきたいですね。

4回に渡り続けたブログもこれで終わり。最後まで読んでくださりありがとうございました。



2016/09/15 Category | blog 



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