静岡大学附属浜松中・浜松西高中等部の見学、お疲れ様でした。その温かい気持ち、書き留めておきましょう
先日の静岡大学附属浜松中学校の説明会や、浜松西高等学校中等部の文化祭、本当にお疲れ様でした。
附属浜松中の説明会には予想を大幅に上回る約300名もの方が集まったと伺いました。みなさんの熱意とともに、少し圧倒されたかもしれませんね。あるいは、お子さんの進路を考える大きな一歩を踏み出したことで、ちょっぴり緊張されているかもしれません。
まずは、本当にお疲れ様でした。
たくさんの情報や刺激を受けた今、少しだけ立ち止まって、ご家族でゆっくりお茶でも飲みながら振り返る時間はいかがでしょうか。
そして、お子さんにそっと尋ねてみてください。
「附属浜松中の授業、生徒同士の話し合いが盛んだったね」「西高中等部の先輩たち、文化祭ですごく楽しそうだった!」
お子さんの目が輝いた瞬間は、どんな時でしたか?
もしかしたら、在校生の生き生きとした様子や、校舎の雰囲気、活気のある行事など、大人から見たら些細なことかもしれません。でも、その一つひとつの感想に、お子さんの「好き」や「心地いい」という大切な気持ちが隠されています。その気持ちを、まずは「そうなんだね」と温かく受け止めてあげることが、何よりも大切な ”受験をする動機” になります。
もちろん、お父さん、お母さんが感じた「附属浜松中の『自らを高め 他と協力し よりよい未来を創る子』という教育目標は素敵だな」、「西高中等部の6年間の一貫教育は魅力的だな」という気持ちも、同じように大切です。忘れないように、ノートの片隅にでも書き留めておくと、これから先、心が揺れた時にきっと道しるべになってくれます。
お子さんが感じた「行ってみたい」という素直な気持ちと、ご家族の「こんな風に育ってほしい」という温かい願い。その二つを両手に、ゆっくり、ゆっくり、次の一歩を考えていけたら素敵ですね。
2025/06/09 Category | blog
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