藤井七段が愛用した玩具はCuboroだけではないはず
棋士の藤井七段の活躍が止まりませんね。この間まで「藤井四段」と呼ばれていたと思えば、もう「七段」です。今、波に乗っていますね。この勢いで伝説を作り、学生たちの憧れの人になってもらいたいものです。
そんな彼の目覚ましい活躍のおかげで、彼が幼少期に愛用していた玩具「Cuboro」が売れ続けています。
しかし、今でも手に入れらない状況が続いていて(そもそも生産量が少ない)、楽天やAmazonではプレ値がついています。もはや超高級玩具になってしまい、これでは教育格差がますます助長されてしまうのではないかと心配しています。
さて、まなび研究所では、CuboroのみならずNaef(ネフ)社の積み木が塾内の至る所に飾られています。
その姿が美しいので「知性の象徴」としても
楽しむことができます。
しかし、この積み木、侮るなかれ。
超天才的な頭脳(特に論理力、空間図形認識力)を持った子に、
Naef社の積み木を持っているか尋ねると、
ほとんどの子が「ハイ」と答えます。
思うに幼少期に、手のひらの上でどれだけこの積み木を転がしてきたかの体験が、のちの数学的センスを超人レベルで育むのでは、と。「Naef社」の積み木には不思議な魅力があります。
さて、その素敵な積み木と出会わせくれた方が、先日塾に遊びにきてくれました。
なんと、16年前にまなび研究所に通ってくださった生徒のお母さんです。
当時通ってくれたお嬢さんたちはすでに社会人になっており、それまでの人生ストーリーを聞かせていただきました。
そのストーリーの中には積み木体験で育まれたエピソードがいくつもあり、心を奪われました。
「幼少期に”質の高い積み木で遊ぶ体験”も確かに大事だけど、それよりも読書と自然の中で過ごす体験だね。」
子育てを卒業されたお母さんがこれまでを振り返って感慨深く語ってくれました。
今、Cuboroを買えないと嘆いておられるご家庭は、登山やキャンプなど自然の中にお子さんを連れて過ごすのもありですね。
今は新緑が美しいときですから、週末にはお子さんを連れて自然を感じる場所に出かけてみるのもいいですよね。
2018/05/23 Category | blog