宇宙から送られる人類に向けたメッセージ


先日、NETFLIXで、”宇宙へのカントダウン:ミッション・インスピレーション4”を観ました。



これは、訓練から打ち上げ、そして帰還まで。世界初となる民間人乗組員のみの宇宙飛行計画、インスピレーション4を余すことなく映し出したドキュメンタリーです。



これには感動しました。私はこのミッションに涙し、奮い立ちました。





もうお気づきの方もいらっしゃると思います。そうです、先日ニュースを沸かしたこのことです。





スペースX社の宇宙船、地球周回飛行を成功 民間人4人が帰還
-朝日新聞 9月19日付





このニュースのドキュメンタリーだったのです。
”宇宙へのカウントダウン”は、ニュースからは伝わってこないプロジェクトのコア部分が掴めるところが醍醐味。つまり真の目的、言うなればメッセージが理解できます。



ドキュメンタリーでは、なぜこのメンバーが選ばれるのかから始まり、訓練、打ち上げ準備と話が進んでいきます。エピソードが進むにつれ、選ばれた4人には課せられた使命があり、人類の代表者だったことに気付かされます。実は今回スペースX社が実行したプロジェクトはまだ宇宙を見ぬわたしたちに向けたメッセージでした。詳しくはドキュメンタリーを観ていただくとして、私がお伝えしたいことはこれです。





”人をワクワクさせるメッセージ”





メッセージがあるものに人はどうしても魅了されます。モノそのものよりも、そのモノが生み出された背景、誰が作ったのか、なぜ作ったのか、そこにある”想い”に人は価値を見出すようになりました。これが言うなればメッセージです。



しかし単なる”想い”だけでは、”ヘー、そうなんだー”と思われる程度で終わりです。「また買おう」や「またこのお店に来よう」「またこの講座を受講しよう」とはなりません。そうならないためにもう一歩踏み込む必要があります。それは「ワクワク」です。





メッセージの向こうにワクワクさせるものを設けられるかどうか。





人をワクワクさせるものがあれば、また次も買ったり、受講したりしますよね。



今回のスペースXのプロジェクトは、単なるプロジェクトではなく、ワクワクしたメッセージを内包したプロジェクトだったのです。





混沌とした世の中に、民間人が宇宙に行き帰還したことは、私たちに希望の光を与えてくれたのではないでしょうか。





今、私はスペースXのプロジェクトがこれからどんどん活性化していくことを望んでいます。



そして立役者であるイーロン・マスクのことをより一層好きになりました。










2021/10/01 Category | blog 



« »